あなたとおはなし

ご一読願います

こちらの作品は松田奈緒子著の『花吐き乙女』の“花吐き病”という設定を使用させていただいております。
筆者は設定のみを存じており、お話自体を読んだことがありません。
原作の話と違う、と違和感を思われる方もいらっしゃると思いますが、原作とは別物とお考え下さい。
また、今作品では武蔵森学園やキャラクターの家族設定の捏造があります。
近親相姦ものもありますし、ハッピーエンドとは限りません。
上記の点に嫌悪感を抱かれる方は、ご遠慮下さい。

以下、花吐き病についてこの作品に関わる部分のみ完結に説明させていただきます。

花吐き病とは

「嘔吐中枢花被性疾患」通称「花吐き病」は片思いをこじらせると突然花を吐いてしまうという奇病。また、吐いた花に直接触れると触れた相手に感染します。治療方法は両思いになること。

今回の作品について

四作品では四人の主人公が出てきます。
ひとつの作品でひとつの名前変換しか使用しません。もしも別の主人公が出てきたとしてもデフォルト名等としての表示は一切しません。
作品ごとに名前変換を使用する主人公が変わります。
毎回どの主人公になるのか、主人公の相手は誰なのかを故意に隠しております。

以下、簡潔に四人の主人公を書かせていただきます。
・藤代誠二の彼女。高校一年。
・笠井竹巳の双子の妹。高校一年、園芸部。
・三上亮の幼馴染み。サッカー部のマネージャー。高校二年。
・サッカー部のマネージャー。高校二年。

読む順番について

人によって順番など関係なく読んでいただいて構いませんが、いろんな読み方により見え方が違うかと思います。
作品完成順に読んでいただいても、読みたい作品だけでも完結しております。
花野がおすすめする順番は
食らいつくような静寂→花が枯れるもので良かった→扉の向こうに君はいない→そろそろだと、たぶん二人ともが感じていた
ですが、なにを最初に読んでいただいても構いません。